学会発表

第24回日本美容皮膚科学会・学術大会

『肌評価装置を用いた加水分解酵母配合男性化粧品の有用性の検討』

2006年8月19日(土)・20日(日)東京大手町サンケイプラザで開催された「第24回日本美容皮膚科学会・学術大会」で発表を行いました。
第24回日本美容皮膚科学会・学術大会において肌評価装置を用いた加水分解酵母配合男性化粧品の有用性の検討について、大阪医科大学皮膚科森脇教授より発表いただきました。

肌評価装置を用いた加水分解酵母配合男性化粧品の有用性の検討

成人男性17名に対してビール酵母由来の加水分解酵母配合男性化粧品の有用性を検討した。
洗顔、ローション、エッセンス、ジェルは1日2回、パックは週1回を洗顔後に2週間使用した。レプリカ解析システム(株式会社アサヒバイオメッド)、MPA5/580(株式会社インテグラ)によりシワ、キメ、水分、油分、メラニン、紅斑を測定した。VAS法によるばたつき、しっとり感、痒みのアンケートを行った。
 本化粧品の使用でばたつきの減少、痒みの減少傾向が認められた。40歳で郡分けした結果、40歳未満の郡でくすみの減少、シワ個数の減少、赤みの増加が確認された。水分、油分、キメには変化がみられなかった。以上の所見は成人男性の皮膚において加水分解酵母によるくすみの改善効果を示唆するものである。
 男性も美肌への意識が向上し、若者を中心に化粧品を用いる頻度が増加し、今後、男性をターゲットにした多くの昨日化粧品の開発が期待される。

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