学会発表

第27回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会

2009年8月1日(土)~2日(日)、朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)にて、多数の皮膚科医や企業が参加し「第27回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会」が開催されました。
株式会社ブルーム・クラシックでは、「エレクトロポレーション応用によるシワ治療の有用性の検討」について、大阪医科大学皮膚科との共同研究成果をポスター形式で発表しました。

エレクトロポレーション応用によるシワ治療の有用性の検討
エレクトロポレーションは、従来遺伝子を細胞内に導入するために用いられる実験技術でした。しかし近年、美容皮膚科学分野においても、電気パルスを短時間皮膚にあてることにより、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの高分子物質を皮膚内に導入する手段として用いられ始めています。
エレクトロポレーションはイオントフォレーシス法とは異なり、イオン化された物質に係らず、比較的分子量の大きい分子が皮膚内に導入できることや皮膚へ直接作用することを特長としています。
 今回は、エレクトロポレーションを応用した美容器(MESO)を用いて、アンチエイジング治療に有用とされる成分を皮膚に導入することにより小ジワ治療に有効かどうかを検討しました。
試験結果より、MESOを用いることにより表皮性のシワを短期間(6週間)で改善でき、肌の柔らかさを向上させることが確認されました。
 今後、MESO処置による真皮性シワへの効果等についても評価する予定でおります。

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