学会発表

第26回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会

2008年8月30日(土)~31日(日)リーガロイヤルホテル(大阪府)にて開催された第26回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で発表致しました。 肌カウンセリングシステムの1つである「レプリカ解析システム」を用いた「キメ」、「シワ」、「毛穴」の年齢別変動について、大阪医科大学皮膚科との共同研究成果の発表をポスター形式で行いました。
※第26回日本美容皮膚科学会総会・学術大会にて発表した内容が、「Aesthetic Dermatology Vol.18」 に掲載されました。

肌状態の年齢別変動 ~レプリカ解析システムを用いた検討~
近年、肌状態を正確、安全、簡易に測定するための機器やシステムが数多く発売され、美容業界においても多く用いられています。㈱ブルーム・クラシックでは、レプリカ解析システムを用い18歳~81歳までの健常人女性1,364人の「キメ」、「シワ」、「毛穴」の年代別変化を検討しました。
これまでに「シワ」、「毛穴」それぞれ1項目を対象とした年齢による経時的変化の報告はありますが、「キメ」、「シワ」、「毛穴」の3項目を対象とした各年代別の変化についての報告はありません。
 試験結果より、年齢と「シワ」の関連は非常に強く、加齢とともに「シワ」が多くなることが明らかになりました。しかし、キメと毛穴に関しては年齢との相関性は低く、「キメ」は20代でキメ均一性は高いものの、30歳以降ではほとんど差がなく、「毛穴」も40歳以降では差がないことが判明しました。
 今回の結果は、20代での適切なスキンケア、30代以降の定期的な肌質チェック、肌質にあった適切なスキンケアの重要性を示唆するものであり、年齢に応じたスキンケアのための化粧品開発に重要な知見になるものと思われます。

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